耳を揉むだけで肩こりや腰痛が治る!?
触るだけで分かるんです
よろしくおねがいします。
耳つぼ師の八木社長とモデルのネイリスト浜渦です。
耳つぼを永年やっていると親指と人差指の二本だけで、触るだけでどこが痛いのかが分かるようになるんです。
肩こりのつぼと治し方
こちらは肩こりのつぼです。この部分を軽く二本指で刺激してあげると「痛い」となる場合、肩こりだということが分かります。
刺激するのはそれほど強い力ではありません。
あまり強くすると痛いので弱めに、そしてぐりぐりこねないでくださいね。
ここを刺激し軽くマッサージすることで耳の血行がよくなり、肩を揉むより肩こりが取れやすくなります。
腰痛のつぼと治し方
こちらは、腰痛のつぼです。
この部分を軽く二本指で刺激してあげると「痛い」となる場合、腰痛だということが分かります。
これもそれほど強い力ではありません。
ここはぐりぐり揉むと痛いところなので、親指と人差指の圧をやや強くしたり弱くしたりと強弱をつけて刺激します。
頭部に近いほうが腰の下方部分、外に行くに連れ背中へと近づきます。
頸こりと頭痛のつぼと治し方
こちらは頸こりのつぼです。そこのすぐ下には頭痛のつぼも点在しています。前から前頭、側頭、後頭と並んでいます。
この部分を刺激し、血行を良くすることで頸痛・頭痛が改善されます。
こちらのつぼを刺激するときは指先をOリングにして、指先に少しだけ力を入れてやります。
眼精疲労のつぼと治し方
最後にこちらは眼の疲れを癒やすつぼです。
浜渦さんの場合、ピアスの穴の少し上にあります。
ここも指先をOリングにして、指先に少しだけ力を入れてやります。
こちらは指先で押し続けます。
一回に5分程度もしてあげれば、血が通い始め温かくまり耳が赤くなり改善が期待できます。
耳は母体に居る胎児の形
試しに幼児や小学生の耳を触ってみてください。殆どの部分が柔らかくぶやぶやです。つまり柔らかいところは「安心」ということなんですね。
ストレスや疲れが溜まると硬くなるのです。
耳つぼは、耳全体に広がる全身のつぼを幾つか組み合わせて刺激して、調子の悪いところを調整したり、痛いところを緩和したりする東洋医学系のモノです。
耳の形はよく母体にいる胎児に似ていると言われますが、つぼの位置もご覧のように頭付近のつぼ、肩、腕、頸、脚など胎児のとおりに並んでいます。内臓系はすべて耳の中というのも実に面白い並び方だと思います。
ですから、耳を揉んで血行をよくして体調を改善するということは、東洋医学的に理に適っていることで、直接患部を刺激するよりも良いものだということも言えるのかもしれません。
血行をよくした後に耳つぼシールを貼ると効果も倍増が期待できますね。
文章・八木勝二