雄作独白⑧「ショートカットの面白さ」
レディースカットとメンズカットは全然別物!!
ショートスタイルを切る時によく聞かれます。
「女性カットと男性のカットどっちが難しいですか?」って。
ぼくはショートカットが大好きなので、難しいと思ったことはないですし、得意なんです。
女性と男性のカットはそれぞれ違う技術が必要になります。
メニュー名は同じでも別物と思っていただいていいと思います。
共通点はといえば、「ショート・スタイルは360度どこから見ても綺麗でカッコイイ」そんなスタイルを切ることに全力を尽くすということでしょうか。
メンズ・カットは・・
男性の場合のポイント
❏女性にはない生えグセやモミアゲの処理
❏毛量調整の技術
❏全体の刈り上げスタイルの技術
❏坊主スタイルの技術
が必要になります。
そして、あまりスタイリングに時間かけない方と、しっかりスタイリングをされる方に分けてスタイル作りをします。
タイプの違いを把握して、スタイルを決めるカウンセリングも必要不可欠です。
レディース・カット・・
女性の場合のポイント
❏曲線の重なりを
❏しなやかさを
❏上品さを
❏ツンツンにならない毛先の質感を
❏綺麗なシルエットをしっかり切る
ことが必要不可欠になります。
新しい自分に出会えるスタイル
ショートスタイルはいつの時代も輝いています。
個性を引き出し主張するのがショートスタイル。
可愛いも、カッコイイも、爽やかも、叶えてくれるスタイルだと思っています。
「髪の毛を切る」これは変わること。
たとえ1センチでも一緒です。
高知にたくさんある美容室の中から、ぼくを指名してご来店してくださるお客様の髪の毛を切る行為の責任感。
スタイルを任される美容師の存在の意味は何なのか?
そう考えたときに「思い出すスタイルはみなショートカットである」と言い切ることが出来ます。
ショートが似合わないと思っているあなた、切る決断も時には良い時期かもしれませんね、春が来ます。新しい自分に出会えますよ。
文章・青木雄作