高知市の美容室リグレッタのブログ

美容室リグレッタのお客様の日々を綴ります。併せて髪の毛やヘアスタイルのQ&Aも満載です。

ブリーチしすぎて断毛しそうです。カラーはもう無理ですか?

Q・ブリーチしすぎて断毛しそうです。カラーはもう無理ですか?

というご質問です。

若い大学生の方からのご質問でした。
高校生までの「校則」から開放された大学生になると、一度はやってみたいのがブリーチして、白、赤、オレンジ、ピンク、緑などのカラーを入れて見たいものです。
何度かカラーチェンジしているうちに、「もうしばらくカラーは無理」と言われました。という内容です。

ブリーチ+カラーが大好きな田所がお答えします。 

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A・カラーはできます。

しかし、断毛しそうなほどのダメージの状態では、様々なケアをしても色は3日から2週間程度しか持ちません。また、場合によってはカラーできない時もあります。

 

あまり色が持たないのはなぜ? 

何度もブリーチを続け、キューティクルが破壊され続けると、最終的には髪の毛が溶けた状態になります。ゴムのようにビローンと伸びるようになり、切れ毛の原因になります。

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引用:hairhapi.com

キューティクルが破壊されているので薬剤が浸透しやすく、抜けやすいためカラーをしても長持ちしません。

 

アルカリカラーよりマニキュアがオススメ

アルカリカラーには、髪の内部のタンパク質に薬液を働かせるために「アルカリ剤」が入っています。

このアルカリ剤により、表面のキューティクルなどのタンパク質を膨張させ開かせて、中に薬液を送り込むのです。しかし、アフターケアをしっかり行わないと、キューティクルが開いたままになり、そこから内部のタンパク質が流出してしまいます。

すでにブリーチでキューティクルがダメージを受けている髪には負担の大きい作用なのです。 

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引用:topicks.jp

一方マニキュアは髪の表面をコーティングする染料なので、色落ちはしますが髪の毛への負担は少ないです。

またコーティングされることにより、表面のガサツキも少しは軽減されます。

色も、ブリーチでダメージが大きい髪にアルカリカラーをした場合よりも持ちます。

注)ブリーチ毛にマニキュアをすると色が入りすぎてしまい、次にアルカリカラーをする時希望の色にならない場合があります。

 

美容室にご相談を。

 

色をかなり明るくしたいという場合は、ご自宅でされるより美容室で相談されることをおすすめします。プロの知識とテクニックで施術しますから、そのほうが傷みも少なく済みます。

そして美容室でブリーチやカラーをする場合は、トリートメントもセットでされることをおすすめします。髪を美しく保つだけではなく、カラーを入れたときに色持ちが良くなります。

 

リグレッタでも、数種類のトリートメントがあり、お客様の髪の状態や施術内容によりおすすめさせていただいております。

トリートメントメニューのお値段は2500円~4000円です。

 

新システムのパーマ・カラー前の前処理導入

 

カラー前の前処理として、イオンでタンパク質を導入して持ちの良いカラーが出来る「リサイバー」というメニューもございます。詳しくはスタッフにお訊ねください。

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明るいカラーをきれいに長く楽しみたいという方、ぜひ一度リグレッタでご相談ください!

 

文章・田所 円