パーマを綺麗にかけるために、前日までに気をつけておくことはありますか?
お客様からのご質問です
美容室をやっているとお客様のいろんな疑問やご質問をいただきます。
プロの美容師がそれにお答えしていこうと言うブログです。
パーマを綺麗にかけるために、前日までに気をつけておくことはありますか?
美容師歴16年のリグレッタ店長・青木雄作がお答えします。
髪の毛の中にある間充物質と繊維質のs-s(シスチン)結合の結びつきが、切れたり離れたりすることでパーマがかかります。 このs-s(シスチン結合)は髪の毛の形をキープする役目を担当してます。
ここまで説明したように、パーマを綺麗にかけるのに間充物質がパーマをかけるうえで大事なのはわかると思います。しかしこの間充物質は日常ダメージ(ブラッシングや紫外線、髪の毛をくくったり)やパーマカラーによって失われていきます。
引用:bihair.com
この間充物質を髪の毛に留める力を持つCMCの成分の入ったトリートメントです。市販されているトリートメントには配合されておらずサロンでもケアが主になります。
パーマをかける前、パーマをかけた後このCMCトリートメントをリグレッタでできます。しかしそれだけでは不十分です。 サロンにご来店されたときカットやカラーの時にもヘアケアされることをお勧めします。
パーマをかけたあとのアルカリ性に傾いた毛髪をバッファ材で弱酸性に戻しますが、その時に失われた髪の栄養分等を入れて蓋をするのがトリートメントの役割です。
1週間ぐらいで効果が減っていきます。そこで近頃は、家庭でするケアトリートメントを4週間分ぐらい安価でお分けして、プロ仕様のトリートメントを家庭でしていただく商材を500円程度でお持ち帰りいただくようにお勧めしています。
(美容室リグレッタ 店長・青木雄作)