5年間ぶりのカット。卒業記念に「ヘアドネーション」
ヘアドネーションをご存知ですか?
「みなさんに小児ガンの子供たちに、自分ができることがある事を多くの人に知ってもらいたいです」という趣旨でヘアドネーションをされにリグレッタにお越しいただいたのは、K様母娘。
それはお母さんからの発案ですか?とお聞きすると、実はこのヘアドネーション、中学生の娘さんからの発案だったそうなんです。すごい・・・
(これは別の方の写真です)
ヘア・ドネーションとは・・・⇒ online-fundraising-1 こちらをご覧ください。
*ウィッグに使用できる条件
①31cm以上の長さがあること。(31㎝以下は転売などで間接的に役立てています。)
②完全に乾かしてあること。(カビや雑菌の繁殖の原因になるため。)
③切り口を輪ゴム(ほどけないゴム)でしっかり束ね、同じ人の髪を一つにまとめてあること。
④引っ張っても切れない髪の毛。(カラーやパーマをされていても、特別なトリートメント処理を施して髪質を整えています。)
中学校の卒業式の日に
午前中に卒業式を終えられて、お昼を食べてその足でリグレッタへご来店されました。
担当させていただくのは、デビューしたばかりの平田さん。
切ったあとどんなスタイルにするのか、先にカウンセリングです。
小学五年生のときから中学校卒業まで、まる5年間伸ばしてきたのだそうです。
それをばっさり切るというのは、なかなか勇気のいることです。
でもそれを使って難病の子どもたちが元気になれるのならと、勇気を出して名乗り出てくれたということなのです。
※本人は照れ屋さんですので顔出しはNG。でもヘアドネーション運動のことは知ってほしいからブログに登場して広めて行くのはOKということなので、隠し撮りっぽい写真になりますが、本人のOKはもらっていますので、ご安心ください。
カットスタート
これはなかなか長いですねー。切るところからでも十分に50センチはありそうです。
髪の毛はだいたい月に1センチほど伸びますから、地髪に5年で60センチは増えている勘定になりますから、きっとあるでしょう。
カットしました。
あれだけたくさんあった髪はどこへ行ったのか・・・というと。
こんなになってここに居ました。
切った髪の毛です。美しいですねー。
50センチはゆうにありました。
お見事!というくらいな長さです。
お借りして計ってみると、154g。
意外に軽いんですが、持つとどっしり重い感じです。
青木店長が
青木店長が、ヘアドネーションの協会へ送るシートの様式をプリントしましたのでご説明させていただきます、と近寄ってきてお母様に説明しています。
こんなシートです。
これに記入して送るんですね。
出来上がりはこんな感じに。
思い切りショートになりました。
4月からの高校生活ではまた新しい表情が見られそうですね。
文章・八木勝二