「平田の魔法の指先」~お客様が書く!!リグレッタの個室フルヘッドスパの体感記~
驚きの空間と癒やし
ナメてましたわぁ・・ヘッドスパ。
「頭皮のマッサージでしょ」くらいにしか思ってなかったんスよね。
料理で言えば、なくてもかまわんパセリでしょうか。
でも・・リグレッタのスパは「格」が違いましたわ。
【天井高4メートル、6畳の広さがあるヘッドスパ用の個室】
天井が高いからとても気持良いシックな個室。
そこに、笑顔が柔らか~いスラリとした若い女性スタッフが。
平田奈実さん。 25歳なんだってさ。
まずスコープで自分の頭の様子を見せてくれるサービス。
頭皮の荒れた状態と髪の毛の栄養不良気味の様子が一目瞭然!
うわぁ~ いつの間に頭皮はこんなに日焼けしてたの!
毎日のシャンプーリンスが、何の役にも立ってない、この頭皮何なんだ!
お高いものを売りつけようと言うマジックか?
ショックのあまり、疑心暗鬼にまでおちいるワタシ。
【頭皮の様子を前、トップ、ネープの順に写したもの】
【毛髪の栄養密度を根元(10)から中間(11)毛先(12)と赤外線で写したもの】
とりあえずヘッドスパじゃ!!
ヘッドスパ開始~センサー付きの指先
横たわると、照明がトーンダウンしてリラックスタイム。
油断した瞬間・・・イビキかいて少し熟睡。
ただ、今回は平田さんの指の動きに、何かを感じて目が覚めた。
↓
【調光できるヘッドスパ個室・写真ではやや明るいが本当はかなり暗い】
センサー付の指先なのだろうか。
「あぁ、そこそこ」を確実にキャッチして「うん、そう」という強さで押す。
指が長いんだろうか。
頭全体に伸びて、包み込んだり、押したり、流れたり、止めたり・・・
さまざまなパフォーマンスに「ナニこれ?」という新感覚。
なぜかちょっと放置プレイも。
なのに、素晴らしく充実した30分間だった。
平田さんが美容師を志したわけ
洗い流してドライヤー。
私は鏡の中の平田嬢に聞いてみた。
平田さんは、高知工業高校インテリア科の出身。
就職先に迷っていた時、美容師のポスターを見て、
髪の神の啓示をピーンと受けた。
「えらくまた畑違いやねぇ」
「それが、空間や造形や色彩の勉強が、ヘアスタイルにはとても役に立ったんです。
人の頭の形ってその人を表す造形。凸凹の空間があるし、その人を彩るカラーもインテリアの総合的な空間美の応用が出来ます。
髪の毛のボリュームや流れって、計算の上から生まれますしね」
とても身体がラクに感じたのでそれを告げると
魔法の指誕生秘話
「結婚式の日は新婦さんをお作りするんですけど、挙式や披露宴直前の新婦さんは緊張とさまざまな感情でデリケートになっておられます。
メイクしながらリラックスをほどこす。
新婦さんの感情に寄り添って、美しく可愛く、もうひとつケアさせていただくのが
大切な役割だと思ってますし、
人の心に寄り添えるこのお仕事に、誇りを感じてて、嬉しいんです」
私は鏡をみつめたまま無言になった。
自分が25才のとき、他人の感情に関心があっただろうか。
寄り添う意味も知らず、自分への関心だけ求めていたような気がする。
「いかがですか?」
我にかえって、改めて鏡の自分をみつめたら
頭に天使の輪が授けられていた。
スコープでチェックすると、頭皮はなめらかになり、詰まりもサッパリ改善されている。
「シャンプー&リンス、これ1本だけ。頭皮ケアとして泡パック。その間に身体を洗ったり、湯ぶねでくつろいだりして、時間的にも労力的にも髪にも無理のない、回復力の豊かな優れものなんですよ」
【フォード・ランドケア・シャンプー400ml入り7,500円税抜き】
放置と思ったのは泡パックタイムだったのか。
感動的ですらあった・・・
髪質は、まろやかに弾力を出している。
髪が細くなって貧そうだったサイドも、ふんわり丸みがついてカールしたみたい。
天使の輪とカールはずっと続いているよ。
何から何までありがとう。
満足を通り越して感動的ですらあったよ、平田さん。
私も、ちゃんと掃除して仕事して、ダイエッとも頑張る。
そして、今度は60分間のご褒美タイムを予約します。
【文章・お客様のY・S様=50代】