カラーした髪にヘアアイロンを使っても大丈夫なの?
カラー・ヘアに高温のアイロン・・・
カラーした髪にヘアアイロンを使っても大丈夫なのですか?
お答え.大丈夫ですよ。
た・だ・し・・・
カラーすることにより、髪はダメージを受けていますので、いくつか気を付けていただきたい点があります。
ブリーチ・カラーに要注意!!
カラーは、薬剤を浸透させるために髪の表面のキューティクルを剥がして隙間を作り、薬の成分を髪の中に入れていくので、どうしても傷んでしまいます。
種類としては、
*アルカリ・カラー
*酸性カラー
*ブリーチ・カラー
があります。
この中で一番ダメージが大きいのはどれだと思いますか?
そうです、その通り!!
色で示したとおり、ブリーチ・カラーなんです。
一度髪の毛の中の色素を抜いてしまうので、望んだ色にいちばん近いカラー毛が作れます。
ですからダメージは大きいのですが、外国人風になれたり、透明感が出たりして、とても綺麗なカラーに仕上がるので人気があります。
でも、髪にとってはハイリスクなカラーです。
ブリーチは髪のキューティクルに穴をあけ、髪の中にあるタンパク質ごと流出させてしまうのです。そしてタンパク質が流出してしまう事で髪の中が空洞化してしまいます。
その状態にヘアアイロンを使うと・・・
へアアイロンで髪が!?
ブリーチカラーした髪に高温のヘアアイロンを使うと髪の中にある水分と一緒にカラーリングの染料が蒸発して一瞬にして色が抜けてしまうことがあるんです!
せっかく綺麗にカラーしても、一瞬で台無しになったら悲しいですよね。
もう一つ、トレンドのアッシュやマットのカラーも、熱にとても弱いので気を付けて下さい。高温のヘアアイロンを使っていると日に日に色が抜けていきます。
注)アルカリカラーもブリーチ剤が入っているので、高温でヘアアイロンを使い続けると色が抜けたり髪が傷みます。
ヘアアイロンは使いたい。どうしたらカラーが持つ?
一般的に130℃~150℃が髪に与えるダメージが少ないと言われていますので、普通のカラーはこの位の温度が良いでしょう。
ブリーチカラーやアッシュやマットは、なるべく低温(100℃~120℃)で使う事が望ましいです。そして、一ヶ所に5秒以上留めないでください。
ですが・・・いくら低温といっても100℃です。
髪にヘアアイロンを使っている時、うっかり手や耳が当たると飛び上るほど痛いですし、一瞬で火傷になりますよね?
髪の毛はヘアアイロンを当てても痛くありませんが、やはりダメージは受けてしまいます。
髪はタンパク質でできているので、卵で考えると分かりやすいかもしれません。
生卵を熱したフライパンに落とすと白身が白く変わり固まりますね。これは、卵のタンパク質が熱により変性したということです。
この現象が髪にも起こりタンパク変性毛(=傷んだ髪)となるんです。
タンパク変性を起こした髪は、ヘアカラーした際に髪色が濁りやすくなり、場合によっては緑色っぽくなってしまう事もあります。
じゃあ、ヘアアイロンは使わない方がいいの??
でも、かわいくカラーした髪は、やっぱりヘアアイロンで巻いたり伸ばしたりして楽しみたい・・・・
安心してください。洗い流さないトリートメントで熱の伝わり方をやさしくしてあげるなら、アイロンでのダメージを抑えることができます。
つまり、オイルやクリームで髪をコーティングすることにより、髪を熱から守ると共にスタイリングもしやすくなるんです!
そこで・・・
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☆まとめ☆
*ヘアアイロンは低温でお願いします。
*ヘアアイロンをする前は、洗い流さないトリートメント(オイルやクリーム等)をつけましょう。
*時々は『ヘアアイロンお休みの日』を作ってあげてくださいね。
文章・田所 円