ヘアドネーションした髪の毛の重さを計ってみたら・・・意外にも?
ヘアドネーションにご協力
ヘアドネーションってご存じですか?
ヘアドネーションとは、病気や闘病の過程で髪を失った人達に、医療用かつらを提供するという活動です。
新聞記事を持って来られたK様は、数年にわたって伸ばされた髪を切って寄付されたいというお話でした。
リグレッタでは初めてのことでしたので、ブログで知らさせてくださいなということで、写真撮影をお願いして、許可していただきました。
ヘアドネーションをする時の注意点
- 31cm以上の長さがあること
- 髪が完全に乾いていること
- 切り口を輪ゴムでしっかりまとめてあること
- 髪束は同一人物ごとにまとめること
ひと束目、ハサミを入れます。
普段のハサミの音とは違い、重く硬いものを切る音がします。
淡々と切り進めて参ります。
4つのブロックに分けて切りますから、束が4つ出来ます。
今しがたまでご自分の頭についていた髪の毛を手にして、感慨深げなK様です。
全部切り落としました。
「うわー、軽くなったー」と思わずK様。
イメージはいつもロングでしたから、もの凄く変わったように見えました。
K様、前からだとこんな方です。
ヘアスタイルで雰囲気って凄く変わるものだと、改めて感じますね。
今から本格的カットです。
軽くなった!の本当の重さは?
これが、4つの束を一つにまとめたものです。
「軽くなった」というイメージって一体何グラムなのか?と興味を持ち、許可を得て計ってみることに・・・
みんなの予想はだいたい300~500グラムぐらいじゃない?
ということでしたが・・・
な、な、なんと。
わずか62グラムだったのです。
「軽くなる」のは重さでは無く、髪の毛の存在感や襟元の暑さだったのですねー。
アフター写真です
フロントから。笑顔が素敵ですね?
サイド
ここまで短くすると、ホントすぃすぃしてるでしょうねー。
バック
そして、イメージショットです。
どうですか?ショートも素敵でしょ?
外でされるお仕事も多いようですから、暑い夏には良いのかもしれません。
カットをし終えたK様は、大切に袋に髪の毛をしまって、NPOに送りJHDACへと届けられることと思います。
カットさせていただいたのは、店長・青木雄作でした。
貴重な体験でした。
お客さまで、このヘアドネーションの活動にご協力される方は、リグレッタでもさせていただけますので、お申し付けください。
文章・八木勝二