梅雨前の地上4メートルの冒険
季節行事なんですが
実はこれは梅雨に入る前のお話です。
千夏さんが、ドアをノックしてきて
千「社長、手は空いてますか?」
僕「空いてますよ、なんですか?」
千「じつは・・・」
千「ここへ登っていただけませんか?」とのこと、
僕「いいですよ、高いところいやじゃないし・・・」
登ってみた。
天井までは約4メートル。
上から見るとこんな感じ。
リグレッタ・レディースが下から手を降ってくれています。
千「社長ー、がんばってくださいねー」
僕「何を頑張るのだろう?」
空調機の中の水抜きをするのでした・・・
知らなかった・・・・
てっきりフィルターを外すだけでいいと思っていたのに。
この日は、いつも担当してくれている上総マネージャーが公休でおらず、お客様が切れた瞬間を狙ってやろうと思っていたのらしい。
あら?おへそも見えてますよん。
フイルターを外して、女性陣に洗ってもらっている間に、僕は水抜きをするという役目です。
写真左角の◯い穴の栓を抜いたら、溜まっていた水が一気に吹き出すんです。
箇所に依っては垂れるなんて通り越して、ほとばしるくらいの勢いの箇所もあります。バケツをすけて止まるのを待つわけです。
これがなかなか時間がかかります。
4メートルからの景色
洗い終わったらタオルで軽く拭いてフィルターの再装着です。
フイルターの汚れはしれたものでしたが、水の溜まり様はかなりのものでした。
4メートルの位置から店を眺めることなど少ないので、高いところ好きな僕は降りずにずっと写真を撮りっぱなしでした。
鏡越しに自撮りしたり・・・
寸暇を惜しんで練習している平田さんを上から応援したり。
この穴から、大量の溜まり水が吹き出すもので、長袖のシャツの袖はびちょびちょに濡れてしまいました。
フロント側ではますます高く感じます。
水が抜けるまでの間バケツを支えていますから、手がしびれるほど時間がかかるんです。
意外とゲートの上の桟って、埃が溜まっていないんだぁ。
昼間はつけていないこのライト、中身はこんなだったのか。
初めて見た気がする・・・
終いはレディースたちが
「終わったよー」
「はーい。気をつけて降りてきてくださーい」
「もう少し上に居たいよー」
「そんなこと言わず、降りてきてくださいよ」
決して、力があるというわけではないのです。
労をねぎらって、やれることはやってくれるのがリグレッタ・レデイース。
天井や備品に当てないように、先を見ながら進みます。
よいしょっと。
床を傷つけないように、先を当てないように、千夏さんが船頭役で指示します。
やるところは3人で、やります。
面白いですよ、この3人のやり取りが。
録音できたらしておきたかったぐらい、面白いんですもの。
全部終えて、秘密の収納場所へ進みます。
収納完了。
天井が4メートルもあるのも大変なのです。
電球一つ替えるだけで、大騒動を繰り返すのです。
早くLEDに切り替えなくっちゃーね。