白髪隠しにはカラー?マニキュア?
白髪隠しにはカラー?マニキュア?
引用:kaumo.jp
個人差はありますが、30代の後半から白髪が出始める方もいらっしゃいます。
白髪って、染めると増えるって聞いたけどホント?というご質問もよくいただきますが、あれは完全に信憑性のないことで、一度染め出すと新生部に白髪が目立ちだすので、増えたように感じてしまうというのが真相のようです。
新生毛の白髪率は増えこそすれ、減ることはまれです。
美しく若々しくあるために、白髪をカバーしたいものです。そこでどちらにするのか大いに迷うのが、ヘアカラーとヘアマニキュアの選択です。
ヘアマニキュアとヘアカラーの違いはなんですか?
ベテラン美容師・リグレッタの小嶋がお答えします。
お答えします。
ヘアマニキュアは酸性で髪一本一本に色をコーティングさせていきます。
その為明るい色に染めるのは、よほど白髪が多い場合でないと染まりませんが、髪に負担無く染めることが出来ます。
毛髪表面に帯電しているイオンに結合して染色します。
髪のメラニン色素は脱色されず、染料が毛髪表面をコーティングするのでカラー後ツヤツヤになります。地肌がかぶれやすい方や白髪が少ない方にはヘアマニキュアがお薦めです。
ヘアカラー(アルカリカラー)は、薬剤の働きで髪の毛のキューティクルを開きカラーを浸透し、メラニン色素を脱色させ染料が発色します。
シャンプーしても脱色せず、明るく染められます。
ですが、弱酸性の髪がアルカリ性に傾く為、髪にダメージがあり体調によってアレルギー反応を起こす場合があります。
染めた髪色を長持ちさせたい方、白髪をしっかり染めたい方にはヘアカラーをおすすめします。
白髪を自然に目立たなくしたい方には、ヘアマニキュアをおすすめします。
(美容室リグレッタ・スタイリスト・小嶋淳子)